大友青のブログ

大友青が創作活動においてなんやら書くようです

『共感は必要なのか』の件について

こんにちは、大友青です。

2018年1回目のテーマは『共感は必要なのか』について。

よく読者レビューで『共感できた・できなかった』なんてコメントを見る事があります。

共感とは一体なにを指しているのでしょうか?

いつもですが、今回は特に独自調査と個人の見解が入ります。

小説は一人称か三人称個人視点で描かれている事が多い傾向にあります。
話の語り手の想いに共感が出来るか出来ないかなのでしょうか。

もしもそうならば、共感は小説において必要なものなのか、と言う事が疑問に思った事です。

きっとジャンルや、形式(純文学、大衆小説、ケータイ小説、etc)にもよるのだろうと思います。

そこで調査すべく、二千ほど様々な作品のレビューを見てみたところ、傾向から少なくとも読者は『共感』を求めている人が多いようです。※ジャンル問わず

ただ、そこに作家目線が入ってしまうと「いや、この作品に共感なんて求めたらあかんやろ」というものもしばしば。

たとえば、タイトルは言いませんが、恋愛を題材にした哲学的な大衆小説(これが成り立つ)に共感できた・できなかったなどのコメントが多数よせられています。

作家は題材を通じて伝えたいメッセージがあるはずなのですが、読者は目に見える題材を楽しむ傾向にある。
あくまで傾向ですよ。『この作家は何をいいたいのか』を主軸に楽しんでいらっしゃる方ももちろん大勢います。

商業でやるのならば、共感の有無は必要な要素の一つになっているのは間違いないと思います。

私はどちらかと言うと、読書は自己啓発のようなもので、小説を通じて別の人生を疑似体験したり、文章に隠された目に見えない何かを感じるのが好きなので、題材って特別視してない方だと思うのですが、題材を楽しむにしても、メッセージを楽しむにしても、共感できる・できないは付きまとってきます。

2017年にたくさん読書した中で気に入った本って個人的には『共感できない本』が多いのですが、そういう共感できない本が好きな人もいれば、共感できる本が好きな人もいる。
※私は自分とは全く違う考えを知れる事がとてもおもしろく感じます。なので共感できない本が好きになる確率が高いのです。


つまり、共感できてもできなくても、それは一つの評価点にしか過ぎず、問題視すべきは、どちらにも属さなかった時に、読者に与える印象は『…………えーっと』であるという事です。
この本についてコメントしてください。
と、質問した場合、
『めちゃくちゃ共感できた! 昔あった出来事を思い出したよ(しみじみ)』
『全然共感できなかった。主人公の思考回路はぶっこわれてるとおもう』
などと最初の話ネタになるわけです。
そこから話が膨らみ、あれもよかった、これもよかったなどと順に出てくる。

どちらにも振り切る事が出来なかった時には印象が中途半端な作品になってしまうのですよね。
『うーん、なんとも』

共感に限らず、何かに対して突出しているものがなければ、その本の『面白味』を語るのは難しいし、それは読者に響いていないという事。

たとえば、ホラー小説で『めちゃくちゃ怖かった』というコメントは、作家の『怖い』が読者の『怖い』と共感しているわけですよね。

主人公の感情以外にもこういった共感の形もあるわけです。

広くに突き刺さる物語は理想なのだと思います。
狭くてもいいからとにかく突き刺さる物語を私は意識しようと思っています。

作品を作る上で、何が最優先に来るのかは作家それぞれのスタイルによりますから、作品を構成する要素を書き記したものを用意して、パズル(組み替え)して気持ちを整理してみるのもいいかもしれません。

結論:共感という存在は様々な形をしていて、必ずしも心理描写に対して説明すべき事象ではない。
   そのため、大きくまるっと丸めて”必要”

『2017年締めくくり』の件について

こんにちは、大友青です。

標題の通り、2017年が終わりを迎えようとしていますね。

『仕事納め』が早い人で27日とかだと聞いていますが、31日まで本業して納められねーよ、なんて言って帰ってきて夜はいつも通り創作業をしているのが目に浮かびます。

年の瀬感が全くないんですよね。クリスマスもクリスマス感なかったし、歳を取るっていうのは、こうやってスペシャリティな感じを失っていくのでしょうか。

さて、2017年を振り返ってみると、結構たくさんな事をしたな、と思います。

そもそも2017年の抱負は『遊ぶ年にする』でした。
執筆する上で、ひたすら書き続ける事でステップアップできる時期というのは必ずあるのですが、自分の中でその時期が2015年、2016年だったと感じていました。
なので、2017年は感性を養う年にしたくて、『遊ぶ年』としたんです。

遊ぶといっても、カラオケやボーリングなどの娯楽ではなくて、『今までしてこなかった事をする』という事です。

別の言い方で言えば、挑戦・チャレンジ。
失敗をしても問題ない、とにかくやってみる。

そんな感じで2017年が始まって、1月には短編集『渇望』を発売しました。
その傍ら、水面下で『HYDRA』という多ジャンルクリエイターのコラボレーション企画をすすめ、5月に発表。
同時期にコンピレーションアルバム発売。
このブログも開始。
過去作品の電子書籍販売を開始。(ePubに挑戦)
9月に新刊『Chapter:ウサギ剣士と忘却の王』を文庫&電子で発売。
文学フリマ大阪に出店。
4年以上連載していた『壊れていくこの世界で』が完結。
10月にケータイ小説を撤退。(Web小説は一部継続)
12月に電子書籍限定で『パラダイム・ロスト』販売開始。
群像新人賞応募。
Webライター開始。
サウンドエンジニアとして本格的に始動。
別名義でアーティスト活動開始。
読書50冊以上。

発表できるのは多分以上かな?
その他、水面下で動いているコラボレーション企画が5つある状態と、個人で依頼を受けている仕事がいくつかあります。
この辺りは発表できる時期になりましたら、随時発表させていただきます。

ざっと並べてみた感じでも結構遊んだな~と感じる1年でしたねぇ。

そんな中、来年の抱負をどうするか、という事なのですが考えた末に出てきた言葉は『入魂』でした。

下積みをしっかりした上で、創作業を開始してようやく黒字展開が出来るようになってきましたので、一つ一つのお仕事や作品に対して、もっとクオリティの高いものを提供していく事が出来るように『迅速』よりも『練り上げる』事を中心にしたいな。と考えています。

2018年は特に小説と真摯に向き合っていく事になると思います。
3月のすばる新人賞、9月の文学界新人賞、10月の群像新人賞
この三つは挑戦しようと思っていますので、3ヶ月に1作完成ペースで練って練って練り上げた重たい作品を作っていきたい。

そのために取材をしたり、知識を深めたり、気配を感じたり、これまでの人生経験を活かした創作ができればいいな、と思います。

短い小説の中にどれだけの重みを出せるか、というのが近年の僕の執筆テーマなので、それを研ぎ澄ます一年にしたいです。


今年一年、お世話になり、ありがとうございました。
来年は、今年よりもっと先のものを提供できる事をお約束します。


大友 青

『誤字をなくすにはどうすればいいの?』の件について

こんにちは、大友 青です。

今回のテーマは誤字について。
作品を書く上だけでなく、ビジネス文書やメールでもつきまとうのが、この誤字って奴です。どれだけ注意していても誤字は出てしまう時は出ます。(やばい、この結論はブログ終了のお知らせ)

『誤字はあるもの』を前提で、出来る限り無くす努力はしておきたいところですよね。

誤字に加え、脱字もあれば、衍字もあります。
(見直ししても出てくるんですよね、なんでやねん)

今回はパソコンのキーボードを使って文章を打ってる人向けの話になります。

以前、ツイッターをぼんやり眺めていたら、とある作家さんが変換誤字について『IMEまじで馬鹿、ATOKに変えたい』とツイートしていました。

この一文の意味がわからない方は大勢いると思います。IMEATOKというのはキーボードの変換機能を司るソフトウェアの名称って覚えておいてください。難しく考える必要はありません。

で、IMEATOKってなんやねんって思った人は間違いなくIMEを利用している事でしょう。
IMEっていうのはWindowsOSのパソコンで標準設定されているMicrosoft社のソフトです。
キーボードのソフトを自ら変更していなければ、このIMEっていうソフトウェアを利用しています。

先の一文は、この標準ソフトは馬鹿だから、ATOKという別のソフトを使いたい。という事です。
ITを生業としている僕からすると、この人は何を言っているんだろう。となるわけです。
それは、IMEを養護するわけではなく、『IMEが馬鹿って事はずいぶん昔から周知の事実』であるからです。

この一文をツイートするくらいだから、少しはITの心得があると思います。で、あれば常識レベルの話なのです。

で、ATOKに変えれば誤字がなくなるのか? と言われれば、そういう訳でもありません。

結局は、ソフトウェアに『人間があわせる』必要があります。

僕は長らくIT業界に身を埋めていますが、IMEで困った事態になった事はありません。

でも、作家たちがIME使いづらい、とよく口にしているのも事実で、作家と僕で何が違うのだろう? と考えてみたわけです。

IME使いづらい説を唱える、とある作家に話を聞く機会がありました。

そして僕なりの答えが出ました。

IME使いづらい人は、『文章を打ってから変換する癖がある』人なんです。

どういうことだってばよ?

『ぼくはおおさかふさかいしでそだちました』
と、打ってから変換する人がIME難民なのです。

IMEが馬鹿』説は周知の事実であると言いましたが、おそらく業界人しか知らないつっこんだところで言うと『IMEは極端に文章が弱い』なのです。

どうして僕が変換誤字で悩まないか、それは単語ごとに変換をかけるからです。

『ぼくは おおさかふ さかいし で そだちました』

空白で区切っているところで、変換し、Enterしています。
これはIMEというソフトウェアに合わせているわけです。もう自然に本能のまま単語変換を行うレベルに達していたため、この答えにたどり着くのにずいぶん時間を浪費しました。


変換誤字が多い人はきっとこれに当てはまると踏んでいますが、いや、僕も単語変換なのだけど誤字が多いんだよね、って人にはエールを贈っておきます。


脱字・衍字が多い人にありがちなのは、初期の頃から目星はつけていました。
誰にも確認をとっていないので、あくまで理論に基づいた推測です。

おそらく、タイピングミスをしてしまった時や、加筆したりする時に、その部分だけを直す癖がある人。

『僕はお肉を食べたいとお思います』

という一文を書いた時に、『お』が衍字になります。『お』を手直しするときに『お』だけを削除する人が脱字・衍字が多い人だと考えています。

持論ですが、タイピングミスや加筆をする時、僕は一文全てを削除します。
そして書き直します。単語変換で。

染み着きすぎて手癖になっているのですが、『あ、やべタイピングミスった』っていうのは感覚的に気づかれると思うんですよね。自分の指癖で打ちにくい文字があるのだ、という事がわかります。
すべての文章を削除し、書き直す際に注意して少しゆっくりタイピングします。文字を追いかけるので自然に誤字・脱字・衍字はなくなっていくわけです。

特定箇所だけを削除し、手直しをすると、余計な文字を削除して気づかないパターンがあったり、気に入らない文章の言い回しを変える時は、前の言い回しが残っていたり、ごちゃごちゃになったり、とリスクが多いのですよね。

そういう点もふまえて、僕は一文丸消しの単語変換を推奨しています。

当てはまる方は試してみてはいかがでしょうか。

『書く、読んでもらう、読む、書く、読む、書く、読んでもらう、書く』の件について

こんにちは、大友青です。

今日のテーマは大友流の書き方。
書き方、というよりは、原稿の仕上げ方、ですね。

ヘッダーの通り、『書く、読んでもらう、読む、書く、読む、書く、読んでもらう、書く』を経て一作品を仕上げています。
8行程をかけているわけですね。

では、これはどういった事なのか、順番にお話していこうと思います。
こんなやり方もあるのか、くらいの話です。


第一行程:書く

 何をするにも、まずは書かなければなりません。ただ、この第一行程に入るまでの準備というのが俺の作品の七割程度を占めている気がします。
 書くためには、まずはネタを決めます。
 こういうテーマ、こういうメッセージを持った作品を描きたい。というイメージがネタです。
 そのイメージが固まったら、題材を決めます。
 題材とは、ネタを伝えるための世界観であったり、舞台。どういう事を通して伝えるか、です。
 題材が決まったら、物語のアウトラインを考えます。
 その題材で、どういった進行をして、ネタを伝えるか、です。物語の起承転結など重要なポイントを決めていく大事な作業です。
 アウトラインが決まったら資料チェックと取材が始まります。
 たとえば、題材の中での職業や、話題にあがるもの、アイテム、書き記すべきもの、に対して理解を深める作業です。
 その中でとても大変なのが取材です。
 たとえば登場する場所なら、実際にその場所に赴く必要があります。その場で感じる空気や臭いなどは重要な資料になります。
 場所であれば、赴くだけでいいのですが、職業に対する取材はさらにハードルがあがります。
 今のところは人脈を使って、なんとかやっていますが、書けば書くほど、そうも行かなくなってしまいますね。
 手元に残ったこれらがプロットになるわけです。
 資料チェックと取材が終わり、題材に対する理解が深まって、ようやく執筆を行います。
 
 まず書くのはアウトラインにそった下書き。
 僕的には文字をアウトプットする時間というのはひたすらに無駄な時間だと考えています。こんな事を言うと怒られそうです。
 と、いいつつも作品を作る上では避けられない行程です。
 ただ、ひたすらにアウトラインに沿った下書きを終わらせます。いわば家を建てるための骨組みですね。
 骨組みだの、下書きだの、言いつつも、この時点で読み物としては成り立つレベルに仕上げます。
 アウトラインに沿っているので、物語がどのような内容なのか、感情の起伏、全て描いていきますが重要なのは『ざっくりとしてるが全てがわかるレベル』を保つことです。
 読んだ時に『よく纏まっていますが、薄味ですね』と言われるくらいに仕上げます。

 これが第一行程の『書く』です。


第二行程:読んでもらう

 これは言葉の通り、読んでもらいます。
 読書が好きなら誰でもいいです。
 しかし、時間を頂くので誠意をもってお願いしましょう。
 親しき仲にもなんとやら、です。
 少なくとも五人くらいに読んでもらって、それぞれが抱いた感想や気になる点などを教えてもらいます。
 抱いた感想や意見というのは、人それぞれなので、せっかく読んでくれた方に怒ったりしないで、どんな意見も聞き入れましょう。
 この段階で重要なのは、読者がどのような事を抱くか、が狙いなのです。
 アウトライン通りに沿っていれば、伝えたかった事は伝わるはずです。でもその通りにいかないのであれば、加筆・修正する必要があるので大事にメモしておきます。

 読んでもらった方にはお礼を言いましょう。


第三行程:読む

 第三の行程は、自身の原稿の読み直しです。
 行程ニで言われた事を意識しながら、自身で読み進めていき、さらに気になった箇所をマーキングしていきます。

第四行程:書く

 別の原稿を書きます。
 同じ原稿にひたすら向き合っていても、「んーんー」とか唸ってるだけになりがちです。
 おとなしく別の原稿を書きます。
 つまり、作品を『寝かせる』のです。
 この第四行程は次作の第一行程を行っています。たまに思いつきの掌編を書いたりもしています。

第五行程:読む

 書くのは飽きた。
 正直、もう書くのは飽きた、のフェーズです。
 第五行程の『読む』については、自身の作品を読むのではありません。
 読書します。
 下読みフレンズの作品を拝読したり、商業誌などを読みます。それはもう存分に読書します。
 だいたい3~5冊ほど読みます。(10月は読み過ぎて15冊読んでました)
 読む、というのはインプットの時間です。
 刺激を受けるのもいいですし、書き方や見せ方を学ぶ事もできます。また、出版社の表記規則などを読みとったり、傾向なども把握する事ができます。(この辺りは組版の勉強でもある)

 だいたい、本読み過ぎて、自分の書いた原稿の内容なんて忘れちまってるくらいがベストです。

第六行程:書く

 読むのは飽きた、のフェーズです。
 この段階まで来ると、書くのも読むのも飽きたけど、締め切りやばいし、しゃーねぇし書くかって感じです。
 書いた原稿を読み直してみると、あら不思議、気になる点が第三行程の時より増えています。
 これは第五行程の影響が大きいと踏んでいます。
 この第六行程で作品95%を仕上げていきます。
 いわば肉付けです。
 ストーリーが足りなければ、足します。
 逆にだるい・不要な部分は削り取ります。
 でもプロットから逸脱しない程度な修正です。(時にプロットを大きく変えてここで修正かけますが)
 僕がここで一番大事にしているのは心理描写と情景描写です。
 きっと第一行程で物語は見えているはずなので、心理描写と情景描写を書き足していきます。
 全体のバランスを見ながら加筆するのがよいでしょう。
 あっさり流していいところを加筆しすぎると『くどい文章』になります。
 くどいくらいが丁度いい場面、あっさりいってほしい場面、その全体の空気感を読みとりながら、全体のバランスをコントロールします。
 緩急・抑揚ですね。
 また作り物感をなくしていく作業も重要です。
 (リアリティの追求)

 この行程が終える頃には、もう満足しています。

 やべぇ、くそおもろい、賢者モードです。

第七行程:読んでもらう

 第二行程で読んでもらった方でもいいですし、別の方でもいいです。
 これも五人ほどには読んでもらいます。
 同じように抱いた感想や意見をもらいます。
 
 正直ここまで来るとドヤ顔なのですが、それでも頂いた意見を慎重に吟味します。

 直すべきか、直さないべきか、それを判断するのは自分自身なのです。
 下読みフレンズも『読む仕事』をしている方の方が珍しいでしょうから、見逃しなどもあります。
 すべての意見を鵜呑みにするのはいけませんよ。

 あとで喧嘩になります。
 『君が言ったからこうしたのにっ!』
 うわ、こっわ。

第八行程:書く

 最後の仕上げです。
 第七行程で必要と判断した添削を行います。

 これで晴れて満足の行く一作品が出来上がりました。
 

まとめ

 Webで連載を抱えている方などは結構、書いてそのまま掲載する方が多いと思います。
 僕も当時はそうでした。
 Web上を下書きの場所、としている方も多いと聞きます。
 僕が大友流八行程を実践するようになって一年くらいしか経っていませんが、第一行程だけの作品と第八行程まで終えた作品では、作品から流れ出るオーラというか、気質というものが別物のように感じます。
 第一の段階と第八の段階で読んでもらったフレンズにも同じような事を言われるので、きっとそうなのだと思います。
 話の大筋は二つとも同じなのに、読み応えや読後に抱く想いの強さが違うのかな、と分析しています。

 結構、大変な作業ではあるのですが、一度、試してみてはいかがでしょうか。

『近況報告』の件について


こんにちは、大友青です。

早いもので文学フリマから約1ヶ月も過ぎようとしているのですね。

珍しく近況報告と言うことですが、ネタが切れたんですよね。

え? そんなはっきり言うのか? って。

えぇ、ネタ切れです。ネタも仕入れなければ切れるのですよ。

と、言うのも文フリ以降、作家と会ってません。なので、あんまりつっこんだお悩みなど聞く機会がないのですよ。

次回までには何か仕入れておくよ。
そんな事いいつつ、次回も近況報告かもしれないよ。

近況報告します。(急にまじめ)


①公募原稿書き終えました。
 
 文フリ直後は、「やべぇ、あと一ヶ月半しかないし、データ入稿でけへん」と半ば諦めていましたが、終わりました。
 下読みも数名の方にしていただき、感想とご意見をいただき、加筆や修正などを行い、無事、原稿が仕上がりました。
 何の悔いもない作品が出来上がったと思います。
 下読みしていただける一人の方からはいつもケチョンケチョンにされるのですが、今回は今までで一番の好印象のようで、殆ど何も言われなかったです。
 それでも、もしかしたら普通の感覚だと多いのかもしれない。けど、いつも70~99%くらいボコされるので、全然屁でもないです。

 読んでもらって初めて、ええ作品できたなぁ、って思いますよね。自分じゃどうしても判断がつかない。自分でおもしろいと思ってても、どれだけの印象を与えられるのか、ってわからないじゃないですか。
 だから、原稿はどこかしら出す前に、必ず誰かに読んでもらっています。
 一〇人いれば一〇人の感想と感じ方があると思うので、自分が読者に与えたかった印象の数が多くなって、ようやく提出するって感じですね。

 アウトプットまではニ、三日しか掛からないのですが、その後、読んでもらったり、寝かせてる間に別の作品を書いたり、本を読んだり、ってするのでその作品が完成形になるまで二ヶ月くらいはかけてたりします。

 はい、ようやく提出できるところまで来たと思いますので、この休みにでもポストに投函してきます。


②音楽関係

 なんやかんやとサボってる音楽関係ですが、未発表曲が溜まってますね。

 ・UTAUに関してはニ曲分のプロジェクトが動いています。だけど、発表はまだ先になるかな~?

 ・ミニアルバムに関しては2パターン同時制作という事でかなり難航していますが、少しずつ勧めています。

 ・別名義で音楽活動はじめました。
  全然知名度あがらなくて心がちぎれそうです。

③同人マガジン作ります。

 言っていいのか知らないけど、Blue Novel Records.が同人マガジン作ります。
 人間・現代ドラマをテーマにしたマガジンです。
 メンバーが不足しているので、我こそは、という人は気軽に声をかけてください。
でも、審査があるので誰でもOKってわけじゃないです。
 ごめんなさい、しても怒らない人でメンバーを唸らせる自信のある人待ってます。


すでに僕は③の作品を書き下ろし済みで、寝かせ段階に入っていますが、半年先くらいに完成予定なので焦らなくていいです。

そんな傍ら、新しい原稿書いてます。
最近、あんまり表舞台には出て行かないですが、水面下で結構やってたりします。
でも去年に比べると、ちょっとまったりかな。

今年はたくさん遊ぶ年にする、というのが抱負なので、あんまり書いてないです。
たくさん書けばいい時期は過ぎたかな、と思っていろんな事を経験して肥やしにしようと思ってます。

『文学フリマお疲れ様でした』の件について

こんにちは、大友青です。

9月18日は文学フリマ大阪というイベントに出店してきました。

この日、売り子として集まったのは、最東対地さん、蓮花さん、依代さん、櫻日ゆらさん。
そして、隣接ブースにノリアキラさん。

ディスプレイはこんな感じ。

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単独誌としては【Chapter:ウサギ剣士と忘却の王】が初売りでした。(通販未)

今回のメインアイテムは合同誌のHYDRAです。
と、いってもこちらはすでに通販しているアイテム。実際のところ、売れ行きが見えない。

結果、いい感じのタイミングで完売になり、これからの発行部数に大変よい参考になりました。

新刊は初版の半数がお嫁に行ったのでまずまず。
他にも最東対地さんの『夜葬』(文フリ専用帯)や、蓮花さんの『幸運の女神さまは後ろ頭が禿げている』が完売になりました。

購入いただいたお客様、お立ち寄りいただいたお客様、遊んでいただいた出店者様、ありがとうございました。

ご挨拶に伺わせていただいたり、ご挨拶に来ていただいたり、やはり顔を会わせるという事はとても大事な事だな、と再認識。

そんな中、僕とした事が家に名刺を忘れるという失態。
僕はなんてクソ野郎なのだろう。

で、流石に最東さんを訪ねるお客様が多く、隣でニコニコしながら3D猫Tシャツをアピールする僕でした。

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(この日のために購入した3D猫Tシャ
ツ)

以前の記事にも書いた通り、今年の文学フリマ大阪を第一の目標に準備をしてきたHYDRA。
その作品が完売したという事実は、感慨深いものがあります。

TWITTERで見て気になっていた、というお客様。
音楽や小説の融合とは? と気になっていた、というお客様。
見本誌を見て、来てくださったお客様。
ネットでも絡みのない一見さんから、そう言ったお声をいただいてめちゃくちゃ嬉しかった。

エブリスタの社長や担当者様もご来店いただき、(純度100%のエブリスタクリエーター産)HYDRAを手にとっていただきました。

改めて、たくさんの人が関わって成立した作品である事を認識し、胸にくるものがあります。

エンターテインメントとはなんぞや?
その答えは人それぞれ、十人十色。

僕は一つのエンターテインメントの形を提示する事が出来たのではないか? と思います。

だって、手にとっていただく方が皆、楽しみだ、と笑顔をくれたのですから。

 * * *

16時45分くらいから後かたづけを始めて、17時30分から打ち上げをスタート。

Blue Novel Records.と関西クリエ連合の2サークル合同で行いました。

身のある話があったか? と言われるとその場に居たメンバーだけのひ・み・つ☆ なわけですが、僕に対してのディスが飛び交っていた事だけは事実です。

僕のブログとかtwitterの内容が毒舌だ、とか。
刺さりすぎてしんどい、とか。
でも、それが癖になるから見てしまう、とか。

なんだかんだいって僕の事が大好きなんだな、とニコニコしました。

こんな事を書くと、またディスられそうです。

『正直すぎて損してる』なんて言われますし、僕自身も思いますが、自分自身への戒めであるし、他人が思ってても言えないような事を代弁する事によるストレス発散にもなってるんじゃねー? とかも思うわけです。

僕の言葉なんて一つの意見にしか過ぎないのだけど、それが誰かの胸にささって、叱ってくれる親父みたいなポジションなのだとしたら、一億人に嫌われても、その人のために叱れる人で居たいと思うタイプです。

損してるね。

世の中、もっとうまく渡る方法なんていくらでもあるよ?

なんでなん? って聞かれても理由は一つしかないのだよ。

僕は『お節介』なんだ。

『製本っていくらかかるの?』の件について

こんにちは、大友青です。

今日の表題は『製本っていくらかかるの?』について。

作家やイラストレーターなどの方はもちろん、読者やファンの方でも『製本っていくら?』という疑問があるかと思います。

文庫本を作ってみたい、イラスト本を作ってみたい、でもどれくらいお金かかるの? なんか噂やテレビでちらっと聞くと何百万円も大金がかかっていると聞いたけど……。

なんて人もいるのではないでしょうか。

何百万円もかかるパターンですが、これは自費出版を行ったケースに限ります。
出版社にお願いして、本にし、全国書店に置いてもらう。そのための人件費や印刷料、諸経費などなどで何百万円もかかってくるわけです。

大それた事ではなくて、例えば自分だけのために本にしたい。誰かにプレゼントするためだけに本にしたい。自分で手売りしたい。

そんな方向けに今日は予算についてお話しようと思います。

実は予算といっても本当にピンキリなのです。

ピンキリって言っても底値が高いのでしょ? とお思いでしょう。

底値は大体500円くらいです。
ページ数によりますが、150ページ 文庫サイズ 送料込みでそんなもんです。

ワンコインで作れます。
昼マックを一回我慢するだけで作れます。


まずは、どんな形で仕上げたいのか、費用を算出するためにはそれが重要なポイントです。

 ・フルカラー / モノクロ / 一部カラー
 ・ブックカバーの有無
 ・ページ数
 ・部数
 ・材質
 ・帯の有無
 ・印刷方法(オンデマンド / オフセット)

大枠としてこのような内容を決めなければなりません。


もちろん、こだわればこだわるほど、費用は跳ね上がります。

フルカラー、ブックカバー有り、帯有り、最高材質、ページ数300超えとなってくると、結構なお値段になります。

1~100部以内で良いと言う方は、オンデマンド印刷という手法が費用を抑えるのに良いです。

オンデマンド印刷は部数によって一冊あたりの費用変動がありません。
で、この場合、一部あたり500円~で作る事が可能になります。

また販売するにしても在庫を抱える心配もないので、余計な費用がかからないお財布に優しい形態と言えます。

しかし、100部以上の売り上げが見込めるのならオフセット印刷という手法が良いでしょう。
オフセット印刷は、一括で100部、200部、1000部と発注します。
これは型をとってもらうため、例えば10部作るだけでも1万円くらいしてきます。
100部でも1万5000円くらいなんですけどね。(材質やページ数により変動します)

オフセット印刷はたくさん印刷すればするだけ安くなるシステムです。
予算は5万円!って出せるなら、オフセットで300部~500部でかなり上質な本ができあがります。
その代わり段ボール箱がいっぱい届くので、置き場所に困り、在庫を抱えるリスクもあります。


それでもこれだけ刷って数万円で済むなら、テレビなんかで流れる何百万円って情報と比べると安いものですよね。

加えて本を作るとなると、表紙、背表紙、裏表紙が必要になり、自分でやれば無料ですが、人に頼むとお金がかかります。

校正や校閲を頼むとお金がかかります。

なので、『製本』と言っても、どこまでこだわるか、で費用が激変するわけです。


私は、とりあえず形になればいいわ! 自分だけの! という方なら500円です。
私は、もの凄くこだわるの! という方は10万円超えてくるかもしれません。(100部以下でも)


デザイン料なども含めて一冊の本を作るためにどれだけ費用がかかるか、というのは人それぞれなのですが、出来上がったデータを印刷して本にしてもらう事はそれほど高額ではありません。

ちなみに僕は勉強して中のデータは全部自分でして、デザインなんかはお金を出して委託したり、デザイナーさんのご厚意で作っていただいたりしています。

デザインセンス皆無なんです。
デザインセンスを身につける労力より、その時間をお金で解決する方が早いと思う勢です。(その時間あったら執筆する)

何事もギブアンドテイクで、僕の場合は、音楽提供する代わりにデザイン提供してもらったり、というケースが多いですね。
(音楽やってて良かった!)

Blue Novel Records.から出版している本は、すべてデザイン料や委託費用、印刷費用などで価格設定されています。

世の中、原価三割っていうじゃないですか?
あれは、企業として大量生産するからこそ可能であり、安くすます事ができるのです。

だから、本屋さんで売ってる本のほうが、アマチュアの同人誌より安いんですよね。

うちは原価三割どころか、原価9割くらいです。
一冊売れると50円くらい儲かります。
合同誌のHYDRAは利益0円です。

じゃあ、なんで作って売るの? って話ですよね。

本気のビジネスはプロになってからでいいんじゃない? って思うので、今しかできないエンターテイメントを創り出し、楽しむ事。経験を踏まえて、人間として成長する事。

この二点につきますね。