大友青のブログ

大友青が創作活動においてなんやら書くようです

『文芸誌2誌創刊』の件について

こんばんは、大友 青です。

ご無沙汰しております。

どうせ書くネタねえんだろ? とお思いのみなさん、正解です。

(ネタはあるにはあるんだけど笑)

 

今回の表題は、『文芸誌2誌創刊』の件について。ということで、

私が代表をつとめるBlue Novel Records.から文芸誌を2誌創刊することになりました。

今後はこの2誌を主軸に本を作っていこうかと考えています。

ぶっちゃけ、今日はそのお知らせ的な。へへへ

 

1.さくらソーダ

前回の『HYDRA』製作後に思いました。

文芸マガジンつくりてぇ。

と、言うのもですね、HYDRAはエンターテインメントに振り切ろうと思って作ったので、小説、音楽、イラスト、映像と盛りだくさんにしたのはいいんですが、それぞれの中心に私がおったため、時間がどうしても分散されてしまったのです。

私のメインは小説。ということもあって、今回、小説にだけ注力した文芸誌を作りたいな、と思いまして企画しました。

イメージは雑誌です。『すばる』ですとか『群像』ですとか『文学界』ですとか、そういったのと同じ類の文芸マガジンを作りたかったんです。(並列するのは厚かましいですが、イメージです)

ということは、大友さん、編集長しないといけないので、自ら作家をナンパに出かけましたとさ。

さくらソーダ水のテーマは『現代・人間ドラマ』。このテーマで面白いものを描いてくれる作家さんを探すために、びびるくらい公開されている小説を読み漁りました。

中には、はじめましての方もいらっしゃるわけで、企画について説明させてもらって、ありがたいことにご快諾いただき、私含めて五人の作家が集まりました。

 

花木きなさん、櫻日ゆらさん、華海るかさん、水無月志穂さん、私の無理なお願いを聞いていただき、猛烈に感謝しております!

 

ということで始まった企画会議。それぞれに書いていただける作品のプロットをもらって私とディスカッションを延々と続ける戦いの幕開けでした。

お互いに納得した状態で書き進めて、初稿をもらって編集目線で大胆な赤入れと構成変更などをさせていただき、それをひたすら繰り返すこと9ヶ月。(話短縮したなっ!)

中には全篇書き直しをお願いすることもあったり、でもみなさんが『良いものを作る』と、その一点に注力してくださったおかげで素晴らしい一冊が出来上がったと思います。

 

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2018年9月9日(日)発売

価格:1200円+送料164円

サイズ:B6

ページ数:242

 

水無月志穂 著

 【生まれる朝に聞こえる福音の詩】100枚

花木きな 著

 【泥を彩る】75枚

華海るか 著

 【夕焼けに染まるとき】50枚

櫻日ゆら 著

 【水曜日の箱庭】75枚

大友 青 著

 【うんこ食って空を飛ぶゾウ】50枚

 

予約ページはこちら

 

2.見世物小屋

大友、最東対地さん、大城密さんのある日の会話。

 大友「俺が死ぬほど楽できる文芸誌つくりたい」

 最東「やっちゃう?」

 大城「??何かよくわからんけど、やる」

ということで企画しました。

俺が死ぬほど楽できる文芸誌パワーワードすぎてお見せできない。(見せてる)

俺が死ぬほど楽するためには編集しないっていう選択肢(さくらソーダ水とは真逆)をとるしかないわけです。

本来、編集もしないで本にして買ってもらうってのは失礼に価するお話なのですが……

「よし、それを逆手にとっちゃおうヽ(゜ρ゜)ノ」

【編集、校正、校閲、ルビ打ちまで作家が一人だけの力で原稿を作る】

(さすがに組版はします)

これを売り文句にすりゃええんや!!!!

 

この企画の面白い点は、作家側からすると「実力試し」になる。

読者・ファン側からすると「編集さんの手が入っていない作品が読める」という、案外いいとこ狙ったんじゃね!?的な。

 

そうなりますとナンパする作家さんもブイブイ言わせてる人誘うっきゃないよね!?

となり、編集しなくて楽は楽なんだけど、なんかわからんけど俺へのハードル高くねえか? みたいな現象が発生しまして。

それでも賛同してくれる作家さんが11人も集まりまして!!

 

小狐裕介さん 大城密さん モト・ツキモトさん 大石ロミーさん 水無月志穂さん

星月子猫さん 逸木 裕さん 三石メガネさん 北園 優さん 最東対地 さん

 

ありがとうございます!

 

そして企画ロゴや映像で協力してくれた

黒すももさん、夏蜜柑さん

 

ありがとうございます!

 

見世物小屋は毎回テーマを変えようと思ってまして、

創刊号のテーマは【暦】つまり、12か月。

1月~12月まで、ひとつきずつ各作家さんに割り振りさせてもらい、担当の月をテーマに書いてもらいました。

告知動画はこんな感じです。


【告知動画】見世物小屋 Vol.00【TRAILER】

 

いやはや、何が俺が死ぬほど楽できる文芸誌

 

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見世物小屋 創刊号

 

2018年9月9日(日)発売

価格:500円+送料164円

サイズ:A6 冊子

ページ数:48

 

 

著者:

小狐裕介 / 大城密 / モト・ツキモト

大石ロミー / 水無月志穂 / 大友 青

星月子猫 / 逸木 裕 / 三石メガネ

北園 優 / 最東対地 

 

イラスト:

黒すもも / 夏蜜柑

 

 

2誌とも文学フリマ大阪が初売りとなります!

詳細はBlue Novel Records.のホームページまで!

Blue Novel Records. Official Web Site - Blue Novel Records. Official Web Site